被災を免れた田老地区の方と仮設の方とのコミュニケーションが継続的になり、
復興に向けて前向きに一歩ずつ進みつつあります。
以前、「体験用に作ったハンモックを吊り下げて
子どもたちを遊ばせるところがない」というお声を
お母様方からいただきました。
仮設住宅のあるグリーンピア内のレンタルログハウスにて
前回滞在時にハンモックを吊るしてみたところ、
柱がかなり頑丈なことがわかりました。
今回のワークショップの開催内容が決定しました。
日程は6月23日(土)24日(日)の2日間。
職人さんたちの作ったハンモックをお披露目し、
子どもたちがハンモックで遊べるイベントです。
チラシを作り、田老で活動を応援していただいている方へ郵送。
現地の掲示板に貼ったり、
直接保育所などにお声掛けもして下さいました。
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「ハンモックブランコ」
レンタルログハウスにいろんなカラーのハンモックが12個ほど並んで、
どれも綺麗でした。
その中から子どもは気に入った色を選んだり、
細かく綺麗に作られているものを選んだりして、
ブランコして遊んでいました。
ハンモックとハンモックをくっつけて、
連動させて遊んでいる子もいました。
笑い声が揺れとともに膨れ上がって、
ログハウスの中が、急に遊園地のような雰囲気に変わりました。
(担当 山本忠道)
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「ハンモックストレッチ」
手作業の編み込み作業でお疲れのからだを、
ヨーガ講師でもある私が提案している「ハンモックヨガ」で
のびのびと身体を解すことを体験していただきました。
身体がすっぽり入る大きいハンモックを東京から持参し、
ハンモックに乗りながら身体を動かしたり、
身体にかけて肩周りや足をゆっくり解していただきました。
『楽しく動かせるから気持ちが前向きになるわね』という感想をいただき、ハンモックの利便性も高く認識していただいたように思いました。
今後も職人さんたちの疲れたからだを楽しく動かす時間を作っていきたいと思います。
(担当 伊藤万菜美)
(担当 伊藤万菜美)
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「きって、はって、何つくる?」
カラフルなハンモックの残糸を使って、
グリーンの大きな布で見立てた『田老の森』をカラフルに作りあげていく
長期的なワークショップの初回をおこないました。
森に放ちたい動物や植物、星やハートなどの型を子ども達が描き、
その型で切り取った布に細かく刻んで色分けされた糸を
思い思いに砂絵のように貼ってもらいました。
ふたつ作って、ひとつは『田老の森』の好きなところへ、
ひとつはペンダントやキーホルダーにして持って帰ってもらいました。
2日間とも来て『楽しい!』とたっくさん作ってくれた子、
『おかあさんにあげるんだぁ』と嬉しそうに持ち帰ってくれた子。
みんなの笑顔が印象に残りました。
またみんなの『田老の森』は、少しずつにぎやかになって息づき始めました。
今後変化していく『田老の森』をみなさんにお見せできたらと思います。
(担当 木村真理子)
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「イベント全体について」
お知らせが遅くなったのと、他のイベントと重なったこともあり、
参加できた子どもが少なかったのですが、3回も遊びにきてくれる子もいました。
印象的な言葉を女の子からもらいました。
女の子「いつまでこれやるの?」
スタッフ「明日までだよ」
女の子「次はいつやるの?来週?」
スタッフ「う〜ん(返事に困る)」
職人さんは子どもたちが遊ぶ横でハンモックを作っています。
子どもの中には楽しかったのか「僕も作りたい!」
と大きな声を張り上げている子もいました。
職人の中には、「大きいハンモック作りたい!」と
元気に言って下さった方もいます。
これから益々、前向きに動きがありそうです。
たろうベビーハンモック スタッフ一同
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