2012年1月18日水曜日

【ミニハンモック作り】 グリーンピア仮設住宅集会所にて

まずはハンモック作りを田老のみなさんに体験してもらおうと、
20121月始めに、ハンモック作り体験会のチラシを
仮設住宅の掲示板や仮設店舗などに貼らせてもらいました。

今回の『ミニハンモック作り体験会』は2日間を予定しました。

初日の113日、ワークショップ1日目、
たくさんの方々が来てくれることを願いながら、集会場に足を運びました。
始まる時間前に、予想以上に大勢の方が集まって来てくれました。

◇午前 8名制作(7名見学)
◇午後 8名制作(新規5名、午前から引き続き3)

次の日の114日、ワークショップ2日目

◇午前8名制作(新規6名、昨日から引き続き2)

蓋をあけてみれば、予想以上に多くの方々に興味を持っていただき、
楽しんでいただくことができました。

1人では到底見切れない部分をサポートしてくれた、パートナーの万菜美には
大変感謝をしています。















皆さん、手先がかなり器用で、指力もありました。
そして、何より大切な根気がありました。

ハンモックを制作する上で、すごく必要な要素を皆さんかね揃えています。

次回は、実際に生産する目標に向けて、
赤ちゃんを包み込めるサイズのものを作る体験会を開催します。

山本 忠道

2012年1月1日日曜日

【発足します!】 たろうベビーハンモック事業

昨年2011年3月11日の東北太平洋沖地震から、1年が経ちました。
観測史上最大とされる今回の大地震は、津波、液状化、建造物倒壊など、
東北沿岸部の広い範囲で過去にない被害をもたらしました。

201112月初め、過去最大溯上高の津波によって大きな被害を受けた岩手県宮古市の田老地区で、新規事業を興し、新たな雇用を生み出そうという挑戦が始まりました。

きっかけは、田老地区で産まれ育った、地元の商店の娘(代表 山本 智子さん)の一声でした。
「地元で何かしたい」
この声が多くの友人に知れ渡りました。

震災後の現地(田老)を訪れたことのある兼安 暁さんからの提案で、
「仮設住宅に住んでいる方々に、幼児・子供用のハンモックを作ってもらったらどうか」
これにより今回の事業は動き出しました。

田老地区の「たろう」を取って、『たろうベビーハンモック』

メンバーを紹介します。
山本 智子さんが地元情報を集め、
兼安 暁さんが考える事業シナリオに沿って、
生産管理者として、ハンモック・プロデューサーである僕(山本 忠道)が商品開発、
生産技術を担当し、
Webやプロジェクトマネージメントを伊藤 万菜美さんが担当し、
ロゴデザインを天見 優子さん、
デザイン監修を木村 まり子さんが担当します。

事業を始めようと動き出した直後に、NPO法人edge の震災支援特別枠の支援金の申請が通り、急ピッチで実働を開始することになりました。

僕の活動としては、201112月末に現地のグリーンピア三陸宮古にある仮設住宅へ訪問、
そしてまずは顔を知ってもらうことから始まりました。

2012113日と14日には、ミニハンモックのワークショップを開催し、
2月と3月は生産までの目標を達成させます。

今後、田老地区の方々へ『たろうベビーハンモック』を生産してもらえるように、
頑張って活動していきたいと思っています。

山本 忠道