2012年7月2日月曜日

【イベント開催レポート】田老『ベビーハンモックと触れあおう』(6月23日、24日)

たろうベビーハンモック職人(田老のお母様方)の生産も安定し、
被災を免れた田老地区の方と仮設の方とのコミュニケーションが継続的になり、
復興に向けて前向きに一歩ずつ進みつつあります。

以前、「体験用に作ったハンモックを吊り下げて
子どもたちを遊ばせるところがない」というお声を
お母様方からいただきました。

仮設住宅のあるグリーンピア内のレンタルログハウスにて
前回滞在時にハンモックを吊るしてみたところ、
柱がかなり頑丈なことがわかりました。
  

そこで、東京のミーティングで
今回のワークショップの開催内容が決定しました。
日程は6月23日(土)24日(日)の2日間。
職人さんたちの作ったハンモックをお披露目し、
子どもたちがハンモックで遊べるイベントです。


チラシを作り、田老で活動を応援していただいている方へ郵送
現地の掲示板に貼ったり、
直接保育所などにお声掛けもして下さいました。

■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□

「ハンモックブランコ」 

レンタルログハウスにいろんなカラーのハンモックが12個ほど並んで
どれも綺麗でした。
その中から子どもは気に入った色を選んだり、
細かく綺麗に作られているものを選んだりして、
ブランコして遊んでいました。
ハンモックとハンモックをくっつけて、
連動させて遊んでいる子もいました。


笑い声が揺れとともに膨れ上がって、
ログハウスの中が、急に遊園地のような雰囲気に変わりました。
(担当 山本忠道)

■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□

「ハンモックストレッチ」 

手作業の編み込み作業でお疲れのからだを、
ヨーガ講師でもある私が提案している「ハンモックヨガ」で
のびのびと身体を解すことを体験していただきました。

身体がすっぽり入る大きいハンモックを東京から持参し、
ハンモックに乗りながら身体を動かしたり、
身体にかけて肩周りや足をゆっくり解していただきました。

『伸びるねぇ〜』のお声が嬉しく、
普段の運動に取り入れたいとのお声もあがりました。

『楽しく動かせるから気持ちが前向きになるわね』という感想をいただき、ハンモックの利便性も高く認識していただいたように思いました。

今後も職人さんたちの疲れたからだを楽しく動かす時間を作っていきたいと思います。
(担当 伊藤万菜美)






■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□
「きって、はって、何つくる?」 

カラフルなハンモックの残糸を使って、
グリーンの大きな布で見立てた『田老の森』をカラフルに作りあげていく
長期的なワークショップの初回をおこないました。


森に放ちたい動物や植物、星やハートなどの型を子ども達が描き、
その型で切り取った布に細かく刻んで色分けされた糸を
思い思いに砂絵のように貼ってもらいました。


ふたつ作って、ひとつは『田老の森』の好きなところへ、
ひとつはペンダントやキーホルダーにして持って帰ってもらいました。


2日間とも来て『楽しい!』とたっくさん作ってくれた子、
『おかあさんにあげるんだぁ』と嬉しそうに持ち帰ってくれた子。
みんなの笑顔が印象に残りました。


またみんなの『田老の森』は、少しずつにぎやかになって息づき始めました。
今後変化していく『田老の森』をみなさんにお見せできたらと思います。
(担当 木村真理子)

■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□■□□
「イベント全体について」

お知らせが遅くなったのと、他のイベントと重なったこともあり、
参加できた子どもが少なかったのですが、3回も遊びにきてくれる子もいました。
印象的な言葉を女の子からもらいました。

女の子「いつまでこれやるの?」
スタッフ「明日までだよ」
女の子「次はいつやるの?来週?」
スタッフ「う〜ん(返事に困る)」

職人さんは子どもたちが遊ぶ横でハンモックを作っています。
子どもの中には楽しかったのか「僕も作りたい!」
と大きな声を張り上げている子もいました。

職人の中には、「大きいハンモック作りたい!」と
元気に言って下さった方もいます。

これから益々、前向きに動きがありそうです。

たろうベビーハンモック スタッフ一同



2012年6月16日土曜日

商品用たろうベビーハンモック制作スタート!

商品用たろうベビーハンモック制作スタート!





 前回滞在時、ベビーハンモック職人は3名でした。
 一ヶ月後訪れた今回は、なんと9名まで増えました!

 驚いたことに、優秀な方が上手くできない方に一生懸命教えていたそうです。
夜中の12時まで特訓していたこともあったようです。

何より、みんなで一緒に集まってコミュニケーションをとり、手を動かすことがとても楽しいと仰っていただきました。

 山間にある仮設住宅グリーンピアの2か所でハンモック作りの指導をしました。
 今回の滞在期間(5月29~6月1日)の間も、 町にあるコミュニティーセンターと山にあるグリーンピアを行ったり来たりするのかなーと思っていたら、
3日目から田老地区の方がグリーンピアへ足を運んで下さいました。

前々回滞在の時に参加した方が凍った道路で転んで足を骨折し、入院中もハンモック作りたいと呟いていたようで、その方と再会できたことも非常に印象的でした。

商品用ハンモック完成後、 使っていただける方へメッセージを書いてもらいました。
 その中の一つを紹介します。

 お母さん、ベビーちゃんへ 

『世界中、日本中の皆さんが励ましてくれてありがとうございます。おかげ様でこのハンモックに元気をもらって楽しく作りましたので、使ってくれるベビーちゃんスクスク育って下さい。』

この想いが届くように皆さまの応援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

次回6月23.24日に、グリーンピア三陸宮古内の『焼肉ハウス』にてイベントを開催します。


山本 忠道

2012年5月22日火曜日

【販売価格と注文方法】

ベビーハンモック原糸の価格調整により、販売価格の確定に時間がかかり、
お問い合わせの方々には大変長い間お待たせしました。
販売価格が決まりましたので、お知らせします。

たろうベビーハンモック 販売価格 15,750円(消費税込み)

販売代金の半額以上は生産者田老の方々をはじめ、被災地に直接お届けします。
ご注文方法についてHP内でのShopページは準備中です。
この商品は予約販売になっております。
ご注文ご希望の方は、下記アドレスまでお名前とご連絡先を明記の上、お申し込みください。
商品は受注生産となり、仕上がり次第の発送となりますので、
お届けまでにお時間をいただきますことを、ご了承ください。
尚、6月上旬の生産開始より50個までは7月下旬までのお届けが可能です。
みなさまの温かいご支援により、第1次販売を開始することが出来ました。
只今、みなさまへたろうベビーハンモックをお届けする為、
岩手県田老地区の方々が丁寧に手編みで仕上げております。
今暫く、商品お届けまでにお時間をいただきますことを、ご了承ください。
みなさまからのご連絡をお待ちしております^^

たろうベビーハンモックwww.tarobabyhammock.com
お問い合わせたろうベビーハンモック予約担当:伊藤万菜美 
tarobabyhammock@gmail.com

2012年4月24日火曜日

【イベント出展レポート】アースデイ東京2012

4月21日(土)・22日(日)に、アースデイ東京 2012に出展しました。
アースデイ東京は、「4月22日の地球の日(地球のことを考えて行動する日)」にあわせて、毎年東京の代々木公園で開催されています。

多数ある開催企画の中で、今年も赤ちゃん連れでも安心できる「ベビーアースデー」という取り組みが行われました。
私たちの「たろうベビーハンモック」も「ベビーアースデー」のHPでご紹介していただきました。 

たろうベビーハンモックのブースでは、実際の商品のご紹介、体験会や、子どもや大人まで座れるチェアハンモック体験コーナーを設け、お子様連れのご家族をお迎えしました。





両日共ブースの前にはベビーカーがたくさん駐車され、体験会では、ママ達同士でとても賑わいました。


ボランティアの方のご協力により、訪れた多くのママにたろうベビーハンモックの魅力をご紹介することが出来ました。
子どもや大人まで座れるチェアハンモック体験コーナーでは、子どもたちの間で長蛇の列ができ、道行く人々も笑顔でいっぱいになりました。

復興支援商品だから購入するわけではなく、実際に体験して、本当に良いもの、長く使えるものであるということでご予約してくださった方が多数いました。

今後、田老の町の方や田老の仮設住宅の方と一緒になり、コミュニティーの場として小屋を作ることを現在の目標とし、今後も活動を進めます。

イベントでも皆さまへお伝えした通り、現在、原糸の価格調整が最終段階であり、価格決定後の受注生産となります。
ご購入いただく方、そしてお使いいただく方へ、品質の向上、使い方の更なる提案、何より笑顔の輪が広がるために、丁寧に取り組んでいきたいと考えております。

応援してくださる皆様がいてこそ、意味のある前向きな事業へと発展していきます。
田老のハンモック職人、スタッフ一同、多くの皆さまに笑顔をお届けできる日を心より楽しみにしております。

初めてのイベントでの出展を無事に終え、ボランティアで参加してくださった方々、及びブースへ来て下さった方々へ、スタッフ一同、心より感謝しております。

今後のイベントとしては、来月以降に都内カフェにて体験会を企画しております。

facebookは、ご興味いただいた方や事業関係者、そして田老の生産者とご購入いただいた方々、お使いいただく方とのコミュニティーの場として活用していきたいと思っております。
ご登録の方は、ぜひ「いいね!」で繋がりましょう。
http://www.facebook.com/tarobabyhammock

伊藤 万菜美




2012年4月23日月曜日

長期滞在することでわかったこと

4月6日~19日の2週間長期滞在の報告をさせていただきます。

未だに毎日のように地震が続く現地では、
瓦礫は分別されて、建築木材は枯れて粉になっていました。

町では電信柱が立ち信号が復旧していました。

漁港では、養殖のわかめやめかぶが回復しつつあります。
海藻類の加工場が建設途中です。

住宅地は未だに更地の状態です。

そんな中、町中にボランティアを受け入れてくれる方と繋がり、
約10日間一緒に生活をさせていただきました。

当時の状況を知り、どう生き延びたか、これからどうしていけばいいのか、
町の人達の深刻な状況を教えてもらいました。

とにかく仕事がなく、できたとしても滞在できる場所がない。
それが復興を更に遅れさせていると仰っています。
昔の復興は瓦礫を集めてたった1年で小屋を町の人達総出で作り上げたらしいです。

震災前から町として独立しなくなってしまった状況が、
震災後に更に市役所に頼る形になってしまったのです。

「とにかく手を動かしていたい」
「何かをしていないと津波のことを思い出すから」

町に家が残って住んでいる方は目の前の状況をとにかく変えたい。
家がなくなり、仮設に住んでいる方は町に行くのを拒んでいます。
しかし、いつまでも仮設に住んでいられないとも仰っています。

どちらの方も「何かしないと」と考えています。

その何かをするためには、人が集まって話ができる場が必要です。

その場がとても楽しくやりがいのあるものであれば、
前向きになることを身を持って教えていただきました。

最初の1週間は津波の話を色々と聞かせていただきました。
ときに涙する人もいて、当事者でない僕もグッと来てしまうこともありました。

常に皆さんといるときは"前向きに"を心にずっと接してきました。
技術も進歩してもらいたくて、できるまで何度もやり直しさせました。
できなかったことができるようになったときに、一緒にハンモックを作っている皆さんが、
「よかったわねー!!!」とできるようになった方に声をかけて下さいました。

当たり前のことかもしれませんがそれがとても重要だと気づきました。

仮設の最終日ではある方に「津波があったから先生と会えたんだ」と前向きな言葉をいただきました。
町の最終日には、仮設の方がわざわざ町まで降りてきて、もっと作りたい意思を行動にしました。

離れ離れになってしまった町のコミュニティーが戻り、
また何かを町の人達が一体になって行動するためには、
まだまだ解決しなければいけないことがたくさんあります。

常に前向きに行動し続けることが、
どんな完璧な計画よりも大切なことだと感じました。

今後のことはまた改めてお伝え致します。

山本 忠道

HP 公開スタートです!

http://www.tarobabyhammock.com/

よろしくお願いしますm(_ _)m

2012年4月21日土曜日

4月6日〜19日 ベビーハンモック職人に向けて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


4月6日〜19日まで
山の方の仮設住宅の集会所と町の公民館にて
ベビーハンモックの職人になることを目標に
研修を致しました。

約30名集まり、9時〜16時までの間、
和気あいあいと楽しく取り組みました。
少しずつ網目を細かく丁寧に作れていきました。

人が集まって何かをすることが少なくなってきている中、
バラバラになってしまった町の人と仮設住宅の人との壁が
少しでも開かれたことが、何よりも実施してよかったことです。

今日、明日、地球のことを考える日に因んで開催される
アースデイ東京にベビーハンモックの体験会をメインに
出展します。

ぜひ、お時間のある方は、体験しに来てください

山本 忠道